銀狐の文具稲荷

-文房具を覆う表現を剥がし愛情を込めて丁寧に貼り付けた簡素な艸菴- (Since 2007-01-04)

サライ 北斎ブルーの「太軸万年筆」

サライ 2018年 1月号 【付録】 北斎ブルーの「太軸万年筆」


サライ万年筆 001-132

サライ万年筆 001-049

サライ万年筆 001-050



発売日:2017年12月09日
小学館
サライ 2018年 01月号 950円
《付録》 北斎ブルーの太軸万年筆

材質:ステンレス、スチール、銅、ABS
MADE IN CHINA


サライ万年筆 001-051






残念ながら、雑誌特集の日本酒はそんなに得意としないが・・・・

雰囲気的に、セーラー万年筆のプロギア風。
やや地味ではあるが、中年男にはこれくらいが渋くていい。

北斎ブルー。
ブルー好きとしては、嬉しいアイテム。

北斎ブルー(プルシアンブルー)について少し。



1831(天保2)年、71歳を迎えた北斎に
決定的なチャンスが訪れる。

日本橋馬喰町の版元・西村永寿堂の要請で、
8年前から描きためていた冨嶽図36景を
横大判サイズの錦絵で売り出すことが決まった。


版元の西村永寿堂も熱心な富士山信奉者で、
富士講の講元を務めていたから、
この登山ブームに目をつけ、
「冨嶽図」を出せば大当たり間違いなしと
狙いをつけたのであった。

版元がベロ藍を買い付け、北斎に渡す。

何よりも北斎のやる気を誘ったのは、
永寿堂がまだ入手困難な、
舶来の鉱物顔料であるベロ藍(プルシアンブルー)を、
高価な値段で買い付け、北斎に手渡したからである。


ベロ藍は、1704(宝永元)年から1710(宝永7)年にかけて、
ドイツ・ベルリンで染色・塗料製造に従事していた
ディースバッハと錬金術師デイツペルが、
フローレンスレーキという赤い顔料を作ろうとした時、
偶然、青色の色材(フェロシアン化鉄)が発見されたのである。
これが俗に言う、ベロ藍(プルシアンブルー)だ。


日本にベロ藍が入ったのは、1807(文化4)年、
オランダ船の船員の脇荷として長崎へ持ち込まれたという記録が残っている。





ボディーの北斎がデザインした着物の小紋柄をあしらってあり、
手触りも好印象。高級感もある。



北斎の名を冠したこれだけの色を
軸に採用した訳だ、付録だからなんちゃってでは
シャレにはならない。




サライ万年筆 (1) サライ万年筆 (2) サライ万年筆 (3)



キャップは勘合タイプでパチンと開閉するタイプ。

インクカートリッジは、モンブラン風。
欧州規格なら互換がある。
1本同封されていた。


サライ万年筆 (4) サライ万年筆 (5)


細字でやや硬めのペン先。
スチールらしく張りのあるそれ。
インクフローは良く、調整いらず。

硬いながらもカリカリせず、
しっとりとした書き心地。

普通に販売しても良いのにと思った。



たかが付録とナメてました。
恐れ入ります。












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  1. 2018/01/15(月) 00:00:00|
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デルタ ドルチェビータ ミディアム:第9章 7周年篇

この鮮やかなオレンジのボディー。
使用するインクは、パイロット・色彩雫、冬柿だ。
なくなったら、また冬柿。

オレンジのインクが似合って変更する気になれない。



kobeink-東遊園地トーチオレンジ (1) kobeink-東遊園地トーチオレンジ (2) kobeink-東遊園地トーチオレンジ (5)



先日近所に住む友人が、
ナガサワの神戸インクを持ってきた。
神戸港開港150風年で、
「第63集 東遊園地トーチオレンジ」の
キャップにイニシャルを彫ってもらって
奥さんと散歩しながら持ってきた。


kobeink-東遊園地トーチオレンジ (3) kobeink-東遊園地トーチオレンジ (4)


そういえば、一緒に飲んだ時に、
オレンジを注文するんだと言っていた。

その時に「いいね~」と食いついたから、
気を利かせてくれたのだろうか?
そんなつもりは一切無かったんだが。

少々申し訳なく思った。

今の冬柿を使い切ったら、
これにしてみようかな?


デルタ ドルチェビータ ミディアム 7周年 (1) デルタ ドルチェビータ ミディアム 7周年 (2) デルタ ドルチェビータ ミディアム 7周年 (3)



長年オレンジを使っているので、
ペン先がオレンジになっている。
なかなか・・・・・
良い感じじゃないか。


デルタ ドルチェビータ ミディアム 7周年 (4) デルタ ドルチェビータ ミディアム 7周年 (5) デルタ ドルチェビータ ミディアム 7周年 (6)



また、筆記した際、
ブラックやブルーと違って、
ノートが華やかになる。




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  1. 2017/06/19(月) 00:00:00|
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セーラー キングプロフィット:第14章 10周年篇

モンブラン No.149に、憧れを持つきっかけとなった、
セーラー・キングプロフィットも手元に来て10年。


セーラー キングプロフィット10年後 (1) セーラー キングプロフィット10年後 (2) セーラー キングプロフィット10年後 (3)



あっという間だった気もする。

このブログを始めて、10年なので、
すぐに買った万年筆だ。

ビギナーがいきなりセーラーの
最高峰に手を出したと思うと
なかなか思い切ったことをしたものだと・・・・

おかげで万年筆のすばらしさを教えてもらった。


セーラー キングプロフィット10年後 (4) セーラー キングプロフィット10年後 (5)



使用するインクも、セーラーの「雪明」を使っている。
シーズンインクで、冬のインクだ。

淡いブルーは、ペン先同様柔らかく
似合っている感じがする。


つい2年ほど前に、インクのフローが悪くなり、
洗浄等を繰り返すも改善せず、
食器用洗剤を薄めて、コンバータで何度も
洗浄してフローが改善した。

モンブランのラブレターが悪さをしていたのだろうか?
ピンクの汚れがでてきた。


セーラー キングプロフィット10年後 (6) セーラー キングプロフィット10年後 (7) セーラー キングプロフィット10年後 (8)



日記が中心なので、インクの補充も
モンブランに比べて頻度が少なく、
おまけに、コンバータではなく、
カートリッジ使用で、シリンジにインクをとって
補充しているから、ペン先に塊のような
つまりが発生したのだろう。


やっぱりマメに手入れをしないといけないなと反省した。


これからは定期的に、インクを替えなくとも
洗浄をしてフローの維持には注意していきたい。


オーソドックスなスタイルは、
いつまでも飽きることなく、
日本語を筆記するために調整してある
ペン先は、気持ちよく書かせてくれる。

日記にはコイツ。








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  1. 2017/05/15(月) 00:00:00|
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récolte レコルト 限定300本(シリアルナンバー入り)

récolte レコルト 限定300本(シリアルナンバー入り)top_back_01



三越伊勢丹「百年百貨」
×
サントリー「~ザ・プレミアム・モルツ~ マスターズドリーム」

#3776 センチュリーをベースとしたコラボ限定万年筆


11月23日(水・祝)より、伊勢丹新宿店と、三越伊勢丹オンラインストアにて先行販売


récolte レコルト 限定300本(シリアルナンバー入り)top_back_07




プラチナ万年筆株式会社(本社;東京 社長;中田俊也)では、
株式会社 三越伊勢丹ホールディングス(本社:東京都新宿区)と
株式会社 ノートルメルシー(本社:東京都渋谷区)代表・堤信子氏プロデュースによる
コラボ万年筆を#3776 センチュリーベースで製作し
2016年11月23日 (水・祝)より伊勢丹新宿店、三越伊勢丹オンラインストアにて先行販売施します。

本企画は、三越伊勢丹と職人が日本の技で生み出した
暮らしの道具「百年百貨」プロジェクトに賛同した堤氏が同じくモノづくりにこだわる、
サントリーの醸造家による夢のビール「~ザ・プレミアム・モルツ~マスターズドリーム」とのコラボレーションを
提案した事で実現しました。

「récolte レコルト」とはフランス語で「実り」を意味し、
実りの秋、ビールと万年筆という斬新な組み合わせが華やかに実ります。
“ 想いを綴り実らせる”ラッキーアイテムとして、年末のギフトにも相応しい逸品に仕上がりました。

<堤信子氏 Profile>
雑誌やウェブマガジンなどで連載を持ち文具に関する書籍も多数出版し、
ステーショナリープロデユーサーとしても活躍中のフリーアナウンサー。


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『récolte レコルト』の特長
万年筆のキャップは、ビールをイメージした濃い琥珀色。軸は、キャップより少し淡い琥珀色。
どちらにも細かく入ったラメで、「マスターズドリーム」 ならではの美しい泡を表現しています。
「回り止め」には、トップを目指す“1 ”、初挑戦の“1 ”、一世紀続くモノづくりの“1 ”、の想いを込めた数字の「1」に、
マスターズドリームのこだわりの原料であり豊かさを象徴するダイヤモンド麦芽の穂とホップをあし らったデザイン。
ペン先にも、麦穂とホップを彫刻いたしました。
インク瓶にオリジナルシールをあしらいました。インクカラーはアースブラウン。
#3776 センチュリー仕様なので約2年間インクの乾燥を防ぐスリップシール機構搭載で、
メンテナンスフリ ーです。顔料インクも使用可能で、いつもさらさらのインクをお楽しみ頂けます。



récolte レコルト 限定300本(シリアルナンバー入り)top_back_06


限定ではなく販売して欲しいものだ。





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  1. 2016/12/12(月) 00:00:00|
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プロフィール

銀狐

Author:銀狐
雲の近くで紙と筆。本と工藝。
旅・食・美・創・観に魅せられ
鳥・虫・石・艸・風と交わり 閑暇を纏う。

強烈な文具好き。
LAMYとrotringの熱烈な信者であり、
montblancに憧れ、pelikanを愛し、
moleskineを人生のパートナーに迎え、
RHODIAを愛人にして、
Rollbahnと浮き名を流す。

burlingtonにトラベラーズノートと
ファーバーカステルを詰め、
PerkerとfILOFAXを広げた所が書斎。

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