銀狐の文具稲荷

-文房具を覆う表現を剥がし愛情を込めて丁寧に貼り付けた簡素な艸菴- (Since 2007-01-04)

余録102 香港国際文具展

香港国際文具展(香港インターナショナル・ステイショナリーフェア)が、
2014年1月6日(月)から9日(木)までの4日間、
香港コンベンション&エキジビションセンターで開かれた。



メッセ・フランクフルト(香港)㈱と香港貿易発展局(HKTDC)が共催する。



上海で開催されるペーパーワールドチャイナ(今年は9月25日~27日)が
定番文具オフィス用品にウェイトをかけているのに対し、
香港フェアは軽文具の意味合いがある。

中国が巨大な生産力と消費人口を抱え、
さらに消費財購買に走る中産階級の増加に対応する「売り場」機能を発揮するには、
質量ともに「ミドルクラス」で突出する必要がある。


2013年の来場バイヤーは113か国から1万9500名。
うち、アジアから65%、ヨーロッパから18%、アメリカからは6%だった。

そのうち1位は中国本土から、2位は台湾、3位日本、4位韓国、5位アメリカの順。
中東、中南米からも熱心なバイヤーが毎年登録する。


市場調査を専門のGIA社によると、
アジア太平洋地域の文具オフィス用品を中心とするマーケットは、
毎年平均4.5%で上向き、2018年には総数1730億米ドル(約17兆円)
となるという予想を出している。


最大の焦点は巨大な消費人口をもつ中国の成長に準拠しているが、
ユーロ圏、米国圏に対するアジア圏の伸びの大きさに異論はない。


1月6日から4日間のフェアは、HKTDC(香港貿易発展局)主催のトイ&ゲームフェア、
ベビーフェア、ライセンシングフェアと並んで同時開催の4大国際イベントとして宣伝された。
日本からはイオングループの小売調達部門がエントリーしている。


日本で開催されるISOT(国際文具・紙製品展)が文具製品を基調に
次第に生活、デザイン雑貨、日用生活品の分野へ広がっているのに対し、
香港フェアはあくまで一般文具のカテゴリーに留まる。

中国本土、台湾など東アジア諸国の中小文具メーカーが多数出展し、
現地の教育レベルに照準を合わせた量販品で大きなビジネスを目論む。


-文具流通マガジン-より。




なんか景気のいい言葉が列んでいるが、
中国依存の高い日産の株が急落していることなど、
お人好し交渉では、生きて帰ってこられなくなりますぞ。


2013年初頭にショウワノート株式会社とサンスター文具株式会社が、
アジア市場に向けた事業展開を共同で行うことに合意している。

コクヨはベトナムだ。
コクヨの中国市場への進出は、2005年に始まった。
2020年には、ステーショナリー事業の年間売上100億円を目標に掲げる。

しかしながら中国市場は、規模の大きく魅力的ではるものの、
一方でコピー商品が氾濫するなど、企業にしてみれば実にやっかいでデメリットも多い。

たとえば、コクヨの主力商品には「キャンパス(Campus)ノート」があるが、
中国では、国内最大のノートメーカーが手がける、
姿形がほぼ同じ「ギャンボル(Gambol)ノート」が人気を博していた。

あるとき、ギャンボルノートを製造・販売する企業の事業存続が危ぶまれた。
通常であれば、コピー商品排除へと尽力してもいいところだが、
コクヨは逆に、コピー商品の持つ抜群の知名度と販路を活用することを決断したのだ。

2011年には、ギャンボルを製造・販売する企業を買収し、ノート工場などの設備と販売網を取得。
ギャンボルノートとキャンパスノート、どちらも生産と販売を行うことにしたのだ。
つまり、“本家”の商品とコピー商品が共存している格好だ。

将来的には、段階的にギャンボルノートの比率を落とす展開が予定されているが、
最近の日中関係悪化の影響もあり、
当面は、ギャンボルとキャンパスの両商品を製造・販売するスタイルが続きそうだ。



多くの日本企業が、手を引いている最中。
あまりべったりするのもどうかと思うのは私だけだろうか?







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  1. 2014/01/20(月) 00:00:00|
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銀狐

Author:銀狐
雲の近くで紙と筆。本と工藝。
旅・食・美・創・観に魅せられ
鳥・虫・石・艸・風と交わり 閑暇を纏う。

強烈な文具好き。
LAMYとrotringの熱烈な信者であり、
montblancに憧れ、pelikanを愛し、
moleskineを人生のパートナーに迎え、
RHODIAを愛人にして、
Rollbahnと浮き名を流す。

burlingtonにトラベラーズノートと
ファーバーカステルを詰め、
PerkerとfILOFAXを広げた所が書斎。

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