銀狐の文具稲荷

-文房具を覆う表現を剥がし愛情を込めて丁寧に貼り付けた簡素な艸菴- (Since 2007-01-04)

プラチナ万年筆 出雲 溜塗り

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プラチナ萬年筆は、16年ぶりに新しい高級万年筆ブランド「出雲」を立ち上げ、
第1弾として「溜塗り(ためぬり)」を発売。

軸色には、空溜(そらため)、赤溜(あかため)、黒溜(くろため)の3種類。
ペン先は18金、ペンポイントは細字、中字、太字を用意する。

サイズは154×18ミリ(全長×最大径、筆記時全長134ミリ)、
重さは34.5グラム。出雲桐箱入りで、出雲巻紙「三椏(みつまた)」手漉き和紙、茶扇袋が付属する。

溜塗りは、仕上げに塗った半透明な漆によって下地の漆の色が透けて漆溜まりが見える技法。
時間の経過とともに漆溜まりの鮮やかさが増していくという。
また、表面は、炭で研ぎ、漆をまんべんなく塗り込み磨く「呂色仕上げ」とした。


諸元は整理して下記に。


【ペン先】
・大型18金ペン先 
・文字幅:細/中/太
【サイズ】
・長さ:約154mm(収納時)/約134mm(キャップを外した状態)
・最大胴軸径:約16.0mmφ キャップ径:約17.9mmφ(クリップを除く)
・重さ:約35g
【機構】
・カートリッジ/コンバーター両用式(コンバーター付属)
・キャップタイプ
【仕様】
・胴/キャップ/天冠:エボナイトに溜塗り漆仕上げ
・カバー:AS樹脂に溜塗り漆仕上げ
・クリップ:リン青銅
・カバーリング:真鍮に金メッキ
【付属品】
・専用桐箱
・出雲巻紙「三椏(みつまた)」手漉き和紙×1


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■漆・溜塗り  ※溜塗り万年筆は8月1日発売

漆の歴史は古く、石器時代まで遡ります。
『うるわし、うるおす』が語源とも言われ、
時代を越えて今もなお日本文化に根づき伝統工芸品として色々な表情を見せています。
『塗り』には多くの技法があり、
この『溜塗り』は光沢の中に深みのある色が特長で神秘的な味わいがあります。
下地の漆の色が仕上げに塗った半透明な漆によって、
透けて漆溜まりが見える事に名前が由来していると言われます。

更に特徴的な表面の鮮やかな艶は「呂色仕上げ」という技法を用い炭で表面を研ぎ、
漆をまんべんなく塗り込み、一本一本磨く事を繰り返し仕上げました。
時間の経過と共に漆溜まりが鮮やかさを増し、
軸のエッジ部分が毎日使用していくと変化する事で持つ人を楽しませてくれます。
シンプルな佇まいですが凛としたこの一本は、
驚く程の工程数とデリケートな環境で伝統工芸技法が施され完成します。


■鉄刀木万年筆  ※鉄刀木万年筆は9月1日発売

『鉄の刀』のように重く、硬いことから『鉄刀木(たがやさん)』の呼び名が付いたとされています。
マメ科の広葉樹で主にアジアが原産で、紫檀、黒檀と並ぶ代表的な唐木の一つに数えられ、
希少材にあげられます。

硬く耐久性のあることから家具、内装建材、杖、木刀、ブラシの柄など幅広いアイテムに使用されております。
この万年筆の製作にあたり、木の変化を防ぐため板材をあえて
長期20日間の低温乾燥に掛けゆっくりと水分を放出させました。

特に硬いとされる中心部分を選び加工していきます。
独創的な流れるフォルムに削り上がったパーツを一本一本手作業でペーパー磨き、下塗り、めどめ作業を
3回施しウレタン塗装を2回掛けて完成させます。

木を知り尽くした職人の経験と技術が『鉄刀木』の特徴を充分に引き出した仕上がりになり、
木の温もりを感じて頂きたい1本です。



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■付属品 出雲巻紙「三椏(みつまた)」手漉き和紙について

古くから紙漉きの伝統がある出雲の国。
手透き和紙の人間国宝、安倍榮四郎を祖父にもつ安倍信一郎が技術を習得し現代に出雲和紙を伝承させています。

信一郎が作る植物の三椏を原料とする手漉き和紙「三椏」は植物繊維の資質を充分に生かす事を心がけ、
手作業で丹念に漉くため三椏独自の張りと光沢が生まれます。

特にインクとの相性が良く和紙と思えない程、
紙面あたりの滑らかな書き味で鮮明に浮き上がる文字がお楽しみ頂けます。



最近、プラチナ万年筆も元気があって良いなぁ~
個人的には、空溜(そらため)が気になる・・・・・・
(また悪い虫が・・・・・)







プラチナ万年筆 出雲は、こちらで。









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  1. 2012/10/22(月) 00:00:00|
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銀狐

Author:銀狐
雲の近くで紙と筆。本と工藝。
旅・食・美・創・観に魅せられ
鳥・虫・石・艸・風と交わり 閑暇を纏う。

強烈な文具好き。
LAMYとrotringの熱烈な信者であり、
montblancに憧れ、pelikanを愛し、
moleskineを人生のパートナーに迎え、
RHODIAを愛人にして、
Rollbahnと浮き名を流す。

burlingtonにトラベラーズノートと
ファーバーカステルを詰め、
PerkerとfILOFAXを広げた所が書斎。

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