銀狐の文具稲荷

-文房具を覆う表現を剥がし愛情を込めて丁寧に貼り付けた簡素な艸菴- (Since 2007-01-04)

余禄94 マヤカレンダーと人類滅亡

マヤの人々は天体観測に優れ、非常に精密な暦を持っていたとみられている。

1つは、一周期を260日(13日の20サイクル)とするツォルキンと呼ばれるカレンダーで、
宗教的、儀礼的な役割を果たしていた。

もう1つは、1年(1トゥン)を360日(20日の18ヶ月)とし、
その年の最後に5日のワイエブ月を追加することで365日とする、ハアブと呼ばれる太陽暦のカレンダーである。


ワイエブ月を除いたハアブ暦(360日)とツォルキン暦(260日)の
組み合わせが約13年(13トゥン)ごとに一巡する。

これをベースとして4サイクルの約52年を周期とする。
この他、より大きな周期も存在していた。
このようなカレンダーの周期のことをカレンダー・ラウンド(rueda calendárica)という。


また、紀元前3114年に置かれた基準日からの経過日数で表された、
長期暦(ロング=カウント;Long Count)と呼ばれるカレンダーも使われていた。
石碑、記念碑、王墓の壁画などに描かれていて、年代決定の良い史料となっている。
この暦は次のように構成されている。

キン(1日)
ウィナル(20キン)
トゥン(18ウィナル、360キン)
カトゥン(20トゥン、7200キン)
バクトゥン(20カトゥン、144000キン)

ハアブ暦の閏については、そのずれを調整しなかったが、
新月が全く同じ月日に現れるメトン周期(6939.6日)を把握していたことが、
ドレスデン・コデックスやコパンの石碑に19.5.0.すなわち360×19トゥン+20×5ウィナル=6940キン(日)
の間隔を記載することによって実際には季節のずれを認識していた可能性やパレンケの太陽の神殿、
十字架の神殿、葉の十字架の神殿の彫刻に長期暦の紀元の記載とハアブ暦と
実際の1年の値である365.2422日との差が最大になる1.18.5.0.0.
(長期暦の紀元から約755年経過した時点)の記載があり、
これもマヤ人が1年を365日とした場合の季節のずれを認識していた証拠とも考えられる。


かつては、現在通用しているグレゴリオ暦の365.2425日(400年間に97日の閏日)よりも真値に近い、
365.2420日がその答えとされていた。

これは、化学工学技術者のジョン・E・ティープルが1930年代に唱えた決定値理論と呼ばれる説で、
アメリカのマヤ学の権威とされたエリック・トンプソンが認めたため、
現在でも流布している説であるがその誤りが判明している。

カラクムル遺跡にある15回目のカトゥン(9.15.0.0.0.,731年)を祝う石碑が7本あるが、
その1年前に修正がなされており、太陽年を意識して201日分を加えている。
これを太陽年を最初から想定していたとすると
1年を365.2421日(3845年間に931日の閏日)としていたことになる。
また、キリグアの785年を刻んだ石彫で、212日を追加する修正が見られる。
グレゴリオ暦では、215日であり、太陽年で正確に計算すると214日の誤差となる。

これを太陽年を想定した1年の日数とすると365.2417日(3898年間に942日の閏日)になる。
単純に考えれば肉眼のみの観測で非常に精度が高い値で修正を行っていること自体は驚くべきであるが、
実際にはグレゴリオ暦のように暦の1年を意識して計算しているものではないため、
精度の高い暦を使っていたということはできない。


マヤ暦の終わり


ニューエイジ関連の書物ではマヤの長期暦は2012年の冬至付近(12月21日~23日)で終わるとされ、
その日を終末論と絡めた形でホピ族の預言も成就する、
フォトンベルトに突入する時期としているものが多い(2012年人類滅亡説)。

しかし、フォトンベルトの存在は皆無に等しく、フォトンベルト関係の予言は非常に信憑性にかけた予言であり、
さらにマヤの暦は現サイクルが終了しても新しいサイクルに入るだけで永遠に終わらないという見方もあり、
多くのマヤ文明の研究家たちも終末説を否定している。


この他、カール・コールマンの計算によると「マヤ暦の最終日は2011年10月28日」との説もあった。



wikipediaより抜粋。



かつて、1999年に恐怖の大王が・・・・
これは人類滅亡ではないのか。なんてことも騒がれたが、
その人類滅亡からすでに13年が経過しているのだ。

次は、今年の12月21日~23日の間らしい。


マヤカレンダーが終了したところが人類滅亡と結びつけるには、
あまりに幼稚な印象がつきまとうが、今から5000年以上も前の文化が、
今なおこうして正確に残り、人類滅亡という終末伝説まで生み出していることに
驚きを覚える。

また、人類滅亡と不安を煽り金儲けにしようとする輩まで。
ほんとうに人というのは様々だ。


確かに地球温暖化やそれに伴う気候の変化。
さらには世界中で頻発する大地震や火山の噴火。


地球にとって人類こそが癌細胞で、
それらをふるい落とそうともがいているのかも知れない。


でも、今年の年末、本当に人類が滅亡するとしたらどうします?
そうそう、そういう不安を解消してくれる良い「壺」と「印鑑」があるんですよ。
お安くしておきますよ。(笑)






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  1. 2012/09/10(月) 00:00:00|
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Author:銀狐
雲の近くで紙と筆。本と工藝。
旅・食・美・創・観に魅せられ
鳥・虫・石・艸・風と交わり 閑暇を纏う。

強烈な文具好き。
LAMYとrotringの熱烈な信者であり、
montblancに憧れ、pelikanを愛し、
moleskineを人生のパートナーに迎え、
RHODIAを愛人にして、
Rollbahnと浮き名を流す。

burlingtonにトラベラーズノートと
ファーバーカステルを詰め、
PerkerとfILOFAXを広げた所が書斎。

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