銀狐の文具稲荷

-文房具を覆う表現を剥がし愛情を込めて丁寧に貼り付けた簡素な艸菴- (Since 2007-01-04)

余禄82 戦略の失敗学

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『戦略の失敗学』=森谷正規・著


 (東洋経済新報社・1890円)




経営戦略の失敗学をつくろうというものである。


ここはひとつひねくれ者で、
最終章の「これから失敗の恐れあり」から読むことをすすめたい。

リニア新幹線・・・・・これはコンコルドの失敗と同じで、
開発費が多額で成りたたない。

電気自動車・・・・・これはプラグイン・ハイブリッド車(自宅で充電できるハイブリッド車)
という事実上の電気自動車に当面たちうちできない。


いずれもなるほどである。



第一章で過去の失敗の根本原因を12個ピックアップ。それを戦略と結びつけていく。

著者は技術者である。
その視点が生きている。経営学は経営に役立たないといわれているが、
役に立つ経営学を追求する試みでもある。


私が企画等で戦略を立てるとき、
いつも考えるのは、「孫子の兵法」にある
「勝兵は先ず勝ちて而る戦いを求め、敗兵は先ず戦いて而る後に勝ちを求む」

つまり、戦に勝つ者は、戦の前に勝つための準備をしっかりとしている。
負ける者は、まず戦をしてその中で勝ちを探るというものだ。

準備8割と考えている。
勝つためにあらゆる事態を想定して、対応できるようにする。
まずは負けない準備が肝要。その準備で勝敗の8割を握る事ができる。
勝ちは運、相手の状況その他、こちらでは何ともしがたい要素が加わる。
防御は我の要素のみでできるのだから。



「勝ちに不思議な勝ち有り、負けに不思議な負けなし」
失敗から学ぶ事は、成功から得る物より多大だ。



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  1. 2011/03/14(月) 00:00:00|
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銀狐

Author:銀狐
雲の近くで紙と筆。本と工藝。
旅・食・美・創・観に魅せられ
鳥・虫・石・艸・風と交わり 閑暇を纏う。

強烈な文具好き。
LAMYとrotringの熱烈な信者であり、
montblancに憧れ、pelikanを愛し、
moleskineを人生のパートナーに迎え、
RHODIAを愛人にして、
Rollbahnと浮き名を流す。

burlingtonにトラベラーズノートと
ファーバーカステルを詰め、
PerkerとfILOFAXを広げた所が書斎。

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