銀狐の文具稲荷

-文房具を覆う表現を剥がし愛情を込めて丁寧に貼り付けた簡素な艸菴- (Since 2007-01-04)

モンブラン マイスターシュテュック 149 18K :第8章 2周年篇

モンブラン マイスターシュテュック 149が私の元へやってきて早いもので2年が経過した。
「もう2年が経ったのか」という印象である。

システム手帳等にスケジュールやメモ書きするとき以外の筆記にはほぼ出撃しており
その稼働率は驚くほど高い。

ピストン吸入機構という豊富なインキ吸引量をもってしてもすぐになくなってしまう。
使用しているのは純正の「ロイヤルブルー」。発色の美しさが気に入っている。

最初から書き味に不満はない。先日のペン先調整でもっと素敵になった。
エージングも少しは進んだのだろうか?
硬いペン先は長時間の筆記でも全く疲れず、変に文字が躍る事もない。

使い続けるうちに手が、指が149に合わせた書き方を覚えるというか、
149にふさわしい書き方に変わってきているのではないかという気がしてならない。
149を長時間使用した後、キングプロフィットを使うと指が戸惑うのだ。

確かに正反対のベクトル上にあるペン先であるから仕方のない事なのだ。

149の場合筆圧が弱い私でも、どう説明すればいいのだろう。
筆圧を上げているわけでもないが、「カツカツ」とした書き方をしているような。
ペン先で紙を叩くような・・・・
かと言って文字が乱暴になっていると言うわけでもない。

どうも無意識にペン先の硬さを指が楽しむような、
ペン先に合わせた書き方というか・・・・・

表現が非常に難しい。


「万年筆が私の指になる」と、開高健氏は言ったが、
私の場合は、逆に指が万年筆に合わせていると言っていい。
こんな感覚は経験した事がない。

私自身、いくら高級でブランド物であろうと「道具」として、
「主人」が使いこなすものだという認識を持っていたのだが、
道具に使われている。道具に慣らされている。という感覚を覚える。


149が好きとか嫌いとかそう言った感情を無視して、冷静に考えてみると
「149が自分に合っている」と思っていたが、
筆圧の弱い私には、キングプロフィットとまでは言わなくとも、
146のようにやや柔らかい(149に比し)ペン先の方が合っていたというか無難に使える
書き方を本来していたのかも知れない。

いや、ボールペンがうまく書ける書き方をしていたのか・・・・・・・


だから指が149に合った新しい書き方を模索し始めたのではないだろうか。


指が149の使い方を完全に覚えたとき、149と指が一体になれる(近づく)ような気がする。
道具に使われているのではなく、「私の指が進化しはじめた」。
あえてこう表現させて貰おう。

つまるところ、独才女の尻に敷かれているのだ。






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  1. 2010/09/23(木) 00:00:00|
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銀狐

Author:銀狐
雲の近くで紙と筆。本と工藝。
旅・食・美・創・観に魅せられ
鳥・虫・石・艸・風と交わり 閑暇を纏う。

強烈な文具好き。
LAMYとrotringの熱烈な信者であり、
montblancに憧れ、pelikanを愛し、
moleskineを人生のパートナーに迎え、
RHODIAを愛人にして、
Rollbahnと浮き名を流す。

burlingtonにトラベラーズノートと
ファーバーカステルを詰め、
PerkerとfILOFAXを広げた所が書斎。

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