そのうち年度も替わり、自治会長・・・・・
勉強会も以前ほど頻繁に顔を出せなくなっているのだが・・・・。
勉強会等で万年筆を使用する者が少しずつ増えてきた。
中には、先日買ってきたんだと、パイロットの万年筆を
見せに来た若い技師もいた。
万年筆の話、インクの話、紙の話。
色々と話はふくらみ、勉強会が始まる前のわずかな時間では
収まらなくなってきている。
「万年筆のクラブを作ろうよ」
「誰か詳しい人が教えてくれるとありがたいのに」
勝手な意見が出てくる。
「最初に万年筆を使い始めたのは銀狐さんだよね」
「会長やる?」
「それより酒を飲みたくなるね」
なんの脈絡もないところから、勝手な意見が出てくる。
理数系の者の特徴なのか・・・・ひらめきをそのまま口にする。
この連中を束ねている私たちの会長はやはり凄いと認識してしまう。
「今は、自治会の会長をしているので・・・・無理なんです」
柔らかいがはっきりと断る。
先日の総会前に技師会の理事になれという誘いを自治会長だからと逃げたのだ。
ここにきてこんなクラブを立ち上げて会長にでも納まろうものなら、
親分になんと言われるか分からない。
今、はっきりと断ったはずなのだが、
「そうだ!何年筆の手入れの勉強会をしようか」
「会場は?プロジェクター準備する?いや、実践が良いかな」
「で・・・誰が講師?」
一斉にこちらを注目。
「おい!お前ら、俺の話は聞いていたんだろうな」
「それより、会の名称は?何にする?」
「万年筆同好会」
「ありきたりだな」
やっぱり聞いていなかったようだ。
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- 2010/06/24(木) 00:00:00|
- ペン(万年筆)
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