銀狐の文具稲荷

-文房具を覆う表現を剥がし愛情を込めて丁寧に貼り付けた簡素な艸菴- (Since 2007-01-04)

余禄69 仲間に愛され夢追った17年 :第2章

連覇は叶わなかったが、耀子さんは9月の大分国体で高校野球の
アナウンスをすることに目標を定めた。
ガンで喉が腫れ切開手術が必要になったが、
声を失うことを恐れ耀子さんはそれを断った。

結局、国体開幕の前日に自宅で倒れ1ヶ月後帰らぬ人となった。

「病室でも部員の様子ばかり気にしていた」と同校監督。
父親は「短い人生だったが仲間に愛され強く生きた」と語る。
グラウンドの隅には小さな花壇が作られ、
「生きる」が花言葉のマリーゴールドの花がナインを見守っている。


私も、時々県立がんセンター(旧成人病センター)で
CT撮影等勉強を兼ねておじゃますることがある。
10代の少年少女の撮影が一番辛い。
日に日に若い彼らはやせ細っていき、反対に病巣は大きくなり、
切除しても切除してもメタは顔を出してくる。
コレを目の当たりにした時自分たちの無力さを思い知らされる。

しかし、彼らは明るく逆に自分たちが勇気づけられることが少なくない。
早期に発見できれば生存率も向上している現代のガン治療。
撮影する我々は、どんな小さな病変も見逃してはならないと、
気持ちをさらに引き締めた日曜の朝だった。


いつもありがとうございます。
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  1. 2009/02/02(月) 00:00:00|
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銀狐

Author:銀狐
雲の近くで紙と筆。本と工藝。
旅・食・美・創・観に魅せられ
鳥・虫・石・艸・風と交わり 閑暇を纏う。

強烈な文具好き。
LAMYとrotringの熱烈な信者であり、
montblancに憧れ、pelikanを愛し、
moleskineを人生のパートナーに迎え、
RHODIAを愛人にして、
Rollbahnと浮き名を流す。

burlingtonにトラベラーズノートと
ファーバーカステルを詰め、
PerkerとfILOFAXを広げた所が書斎。

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