銀狐の文具稲荷

-文房具を覆う表現を剥がし愛情を込めて丁寧に貼り付けた簡素な艸菴- (Since 2007-01-04)

余禄64 消えたアラル海:第1章

今年の夏も暑かった。庭の水やりが欠かせなかった。
地植えの草木はまだしも鉢植えの植物は油断するとすぐに干からびてしまう。
「もうダメか」と思った草木がじょうろの水で蘇るのを見ると
生命と水の切っても切れない関係を実感する。

21世紀は「資源問題」の世紀である。石油のピークアウトまで10年を切った。
もう一つの問題は何か・・・・・・そう、「水」なのだ。

日本は比較的水に恵まれた国であるが、世界の事情はそうではない。
中国は急速に発展してきたがその根は水と言われている。
戦前の日本は米、英、中、蘭の包囲網による石油の禁輸を受け
勝ち目のない戦争に踏み切った。
中国の「経済発展」は「水の壁」で止まるかも知れない。

日本の河川は国境を越えて外国から流れてくることも、外国に流れていくこともない。
しかし、世界の歴史は永い水争いの歴史だ。
現在の世界にそれがないはずがない。
「ライバル」という語源は「リバー(川)」に由来する。
「同じ川の水を使う者同士」という意味である。

パレスチナ紛争でヨルダン川の水がどこに流れているか・・・・・
メディアではあまり紹介されないが、
いわゆる「六日間戦争」でイスラエルはゴラン高原を押さえる。
以後、手放したことはない。
この高原を水源とするヨルダン川の水は今やイスラエルだけに流れているのだ。
これでこの紛争の「調停」は可能なのかと首を傾げたくなる。

また、インドやバングラディッシュでは100万人単位の人々が
ヒ素の入った井戸水を日常的に使わざるを得ない状況になっている。

どうしてそうなったのか・・・・・その陰に「緑の革命」が存在している。

いつもありがとうございます。
あなたのクリックが、更新のはげみになります。




  1. 2008/11/10(月) 00:00:00|
  2. 余録
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0
<<ロットリング 4in1:第2章 (1周年) | ホーム | A7手帳カバー(自作篇)>>

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバック URL
http://bunguinari.blog87.fc2.com/tb.php/449-e0baee1c
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

プロフィール

銀狐

Author:銀狐
雲の近くで紙と筆。本と工藝。
旅・食・美・創・観に魅せられ
鳥・虫・石・艸・風と交わり 閑暇を纏う。

強烈な文具好き。
LAMYとrotringの熱烈な信者であり、
montblancに憧れ、pelikanを愛し、
moleskineを人生のパートナーに迎え、
RHODIAを愛人にして、
Rollbahnと浮き名を流す。

burlingtonにトラベラーズノートと
ファーバーカステルを詰め、
PerkerとfILOFAXを広げた所が書斎。

カテゴリー

ブログ内検索

フリーエリア

                                                                                                                                  ----- キリトリ ------                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                        ----- キリトリ ------

最近の記事

リンク

このブログをリンクに追加する

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる


無料カウンター