銀狐の文具稲荷

-文房具を覆う表現を剥がし愛情を込めて丁寧に貼り付けた簡素な艸菴- (Since 2007-01-04)

余禄52 日本人の脳に主語は要らない:第2章 (虫の音を「言語と思考の左脳」で聞く謎)

516rb4W5qmL__SL500_AA240_

日本人の脳に主語は要らない 
(虫の音を「言語と思考の左脳」で聞く謎)

月本 洋著(講談社 選書メチエ)

「あ」という基本的な音やコオロギの鳴き声など日本人は感覚的、直感的に
処理して済ませていると自分は思ってしまうが、そういう感覚的語ではないらしい。
あくまで脳の科学の話である。

「・イギリス人は母音を右脳で聴く
・右脳で自分と他人の識別を行う
・言語野は左脳にある
・左脳と右脳の神経信号の伝播には時間がかかる」

「・日本人は母音を左脳で聴く
・右脳で自分と他人の識別を行う
・言語野は左脳にある
・左脳と右脳の神経信号の伝播には時間がかかる」

欧米人は右脳で母音を聴くと直ちに部位が刺激されて自他の認識を行い
次にそうした情報が言語と思考の左脳に送られ言葉や文が生まれてくる。
言葉の音が聞こえたとたん脳の自他識別の働きが起こり、
その前提の元でしか言語も思考もスタートしないのだ。

対し、日本人は言葉の音は言語と思考の左脳に直接入ってしまい
自他認識の右脳を経ずに思考が始まりすみやかに言葉や文が流れ出る
というのである。

文化や社会に関係なく脳の働きそのものに差が由来する可能性を示している。

面白い考え方でしょ?


お気に召せば、ポチと一押し!




  1. 2008/08/04(月) 00:00:00|
  2. 余録
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0
<<定規 :第3章 | ホーム | 銀狐の手帳術:第16章 丸シール>>

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバック URL
http://bunguinari.blog87.fc2.com/tb.php/408-70ca31df
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

プロフィール

銀狐

Author:銀狐
雲の近くで紙と筆。本と工藝。
旅・食・美・創・観に魅せられ
鳥・虫・石・艸・風と交わり 閑暇を纏う。

強烈な文具好き。
LAMYとrotringの熱烈な信者であり、
montblancに憧れ、pelikanを愛し、
moleskineを人生のパートナーに迎え、
RHODIAを愛人にして、
Rollbahnと浮き名を流す。

burlingtonにトラベラーズノートと
ファーバーカステルを詰め、
PerkerとfILOFAXを広げた所が書斎。

カテゴリー

ブログ内検索

フリーエリア

                                                                                                                                  ----- キリトリ ------                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                        ----- キリトリ ------

最近の記事

リンク

このブログをリンクに追加する

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる


無料カウンター