銀狐の文具稲荷

-文房具を覆う表現を剥がし愛情を込めて丁寧に貼り付けた簡素な艸菴- (Since 2007-01-04)

定規 :第2章

もうひとつ、これは今も使用している物だ。

技師学校時代、撮影実習で実習先の先生から頂いた物だ。
心電図定規01

技師学生の2年生から実際に病院に出て撮影実習をさせてもらう。
そこには、常勤の技師が10名程度おり、そこに自分たち学生が4~5名お世話になる。

そこには怖い整形外科医が2名、内科医師が数名、循環器科の医師が1名。
技師室やCT室等々に出入りしていた。
技師室の中央にある読影室で次々撮影されたフィルムをシャーカステンに挿しては
読影していく。
もちろん病棟や外来にも直接フィルムは運ばれそちらで診断をする先生もいる。
(むしろそちらが多い)
こうして目の前で読影してくれる先生は学生の直接指導もしてくれる先生なのだ。
衛生科の隊員が大半の同期の中、高射特科のミサイル部隊しかも、
通信整備出身の自分は、「解剖生理」が苦手でなかなかついて行けなかった。

関節や骨の角度がどうのこうの・・・・というのが今一つ分からなかった。
その程度で撮影するわけだから、上がった写真はとても診られた物ではない。
恐る恐る・・・シャーカステンにフィルムを挿すと怖い整形の先生が飛んでくる。
写真を見る時間2秒以内!「あかんな~銀狐はん、これじゃあ銭になりまへんわ」と
フィルムをフリスビーのように飛ばす。
また、不思議と自分のフィルムは飛距離が出た。
患者さんが待つ廊下まで飛ぶこともしばしば。

100回に1回くらいまぐれで上手く撮れると、
「おい、この写真から何が見える?」と質問。
「そんなの俺に分かるわけないだろ!」なんてことは間違っても言えないので、
黙っていると、「体の外から内臓と骨を見ながら撮れ!」とまた怒られる。

お気に召せば、ポチと一押し!




  1. 2008/07/30(水) 00:00:00|
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銀狐

Author:銀狐
雲の近くで紙と筆。本と工藝。
旅・食・美・創・観に魅せられ
鳥・虫・石・艸・風と交わり 閑暇を纏う。

強烈な文具好き。
LAMYとrotringの熱烈な信者であり、
montblancに憧れ、pelikanを愛し、
moleskineを人生のパートナーに迎え、
RHODIAを愛人にして、
Rollbahnと浮き名を流す。

burlingtonにトラベラーズノートと
ファーバーカステルを詰め、
PerkerとfILOFAXを広げた所が書斎。

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