銀狐の文具稲荷

-文房具を覆う表現を剥がし愛情を込めて丁寧に貼り付けた簡素な艸菴- (Since 2007-01-04)

余禄46 となりの達人 :第1章 (日産テストドライバー篇)

(新聞コラムからの抜粋)

日光の峠道、東京都杉並区の住宅街を縫う狭い路地に、
マンハッタンの悪路・・・・・・

栃木県上三川町にある日産自動車のテストコースは1周3.2kmに
幾重もの道路状況を再現している。
加藤博義さん(50)はここで発売前の日産車を試乗しているテストドライバーだ。
ハンドルを切った時の車の動きなど「乗り味」を確かめ日産車らしい走りに仕上げていく。

スカイライン、シーマ、フーガ、フェアレディーZ。
どれも加藤さんのゴーサイン無しに市場にデビューすることはない。
テストドライバー歴32年。仕事で走った距離は地球を37周する。
速度計は見ず景色の流れを見て1km/hの狂いもなく同じ速さで走る。

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タイヤが回り始めた瞬間から評価は始まる。
乗り味が優れないとどの部品に原因があるかが分かり、
「日産復活の象徴」として02年に販売されたフェアレディーZは、
加藤さんの指摘で130ヶ所が変更されたらしい。
「GT-R」等世界に通用するスポーツカーを開発するには、
世界一過酷なテストコースでの試乗が欠かせない。
ドイツ西部ニュルブルクリンク(通称ニュル)
森の中を駆け抜ける全長20.832kmのサーキットは
どこまで曲がっているか見えないカーブや急なアップダウンの連続。
平均時速250km。下り坂でアクセルを全開に踏めば250kmを超え、
そのままS字カーブに突っ込んでいく。

一瞬のミスが死につながる。
そんな極限状態でも常に車と対話している。
「サスペンションの具合はどうかな?」
「こんな音がするのはおかしい」
走るので精一杯では「乗り味の評価」はできない。
ニュルでの試乗は通算2000周を超えた。しかし、
最初の1周までの道のりは長かったらしい。

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  1. 2008/06/23(月) 00:00:00|
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銀狐

Author:銀狐
雲の近くで紙と筆。本と工藝。
旅・食・美・創・観に魅せられ
鳥・虫・石・艸・風と交わり 閑暇を纏う。

強烈な文具好き。
LAMYとrotringの熱烈な信者であり、
montblancに憧れ、pelikanを愛し、
moleskineを人生のパートナーに迎え、
RHODIAを愛人にして、
Rollbahnと浮き名を流す。

burlingtonにトラベラーズノートと
ファーバーカステルを詰め、
PerkerとfILOFAXを広げた所が書斎。

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