銀狐の文具稲荷

-文房具を覆う表現を剥がし愛情を込めて丁寧に貼り付けた簡素な艸菴- (Since 2007-01-04)

余禄28 片岡義男とモレスキン

「あなたの好きな作家は?」と聞かれると、
すぐに「片岡義男」と答えるだろう。

彼の作品(代表作である『スローなブギにしてくれ』
『彼のオートバイ・彼女の島』
『メイン・テーマ』は角川書店の手により、
(また『湾岸道路』『ボビーに首ったけ』は東映で
映画化されている)
にはさまざまなワードが出てくる。
決まって「ブラックコーヒー」「ステーションワゴン」があって、
男性より女性が魅力的で、知的で必ずと言って良いほど
アクションを起こすのは女性であり、
それに対する男性のリアクションも実にスマートだ。

また男女の会話が実に美しい。
独身の女性、既婚の女性また働く女性それぞれが
チャーミングで何とも言えない雰囲気で男を包み込む。
そんな男女の会話の中で一番好きなのが『缶ビールのロマンス』だ

長編も良いがショートも実に素晴らしい。
数ページの中で物語がドラマチックに完結していく。
これぞ、片山ワールドだろう。

氏の物語の中に出てくる筆記具は書き味が非常によく
「何も書かれていない清冽なページ」のノートブックに
主人公は何を書くんだろう。
と勝手な思いを巡らせたくなる。

img_c_history_02


氏がモレスキンの愛用者であると言うことは周知の通りで、
月に1冊は使っていたと聞く。
モレスキンにどんなペンで
小説やそのヒントのようなものを記しているのだろう。

今あなたが読んでいる片山義男の小説は
モレスキンから生まれたかも知れませんね。

モレスキンについては。








お気に召せば、ポチと一押し!




  1. 2007/12/03(月) 00:00:00|
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銀狐

Author:銀狐
雲の近くで紙と筆。本と工藝。
旅・食・美・創・観に魅せられ
鳥・虫・石・艸・風と交わり 閑暇を纏う。

強烈な文具好き。
LAMYとrotringの熱烈な信者であり、
montblancに憧れ、pelikanを愛し、
moleskineを人生のパートナーに迎え、
RHODIAを愛人にして、
Rollbahnと浮き名を流す。

burlingtonにトラベラーズノートと
ファーバーカステルを詰め、
PerkerとfILOFAXを広げた所が書斎。

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