銀狐の文具稲荷

-文房具を覆う表現を剥がし愛情を込めて丁寧に貼り付けた簡素な艸菴- (Since 2007-01-04)

余禄22 点字

点字は元々軍隊の暗号として生まれた。
ナポレオン軍の砲兵士官シャルル・バルビエが19世紀初め
文書を秘匿し、夜間でも意味が伝わるよう考案した。

これがパリ盲学校に採用されたことが目の不自由な人の
生活を変えることになる。
バビエルの点字を盲学校の生徒だった、ルイ・ブライユが
改良し、現在使われる縦3個、横2個の6点点字を作り
世界中に広まった。

今やお札の突起、駅の券売機、階段の手すり、缶入り飲料のフタと
気付きにくいところにまで応用されている。
障害者と共に生きる社会がそれだけ広がったと思いたい。

軍事用の開発が民生転用され、
開発者に巨額の利益をもたらした例は多い。

ブライユが点字で大儲けしたという記録はない。
しかし、その功績が忘れられることはない。

仏語で「ブライユ」英語で「ブレイル」が
点字を意味する言葉になっているのが、何よりの勲章かも知れない。

(毎日新聞 07.05.14より)

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  1. 2007/08/20(月) 00:00:00|
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銀狐

Author:銀狐
雲の近くで紙と筆。本と工藝。
旅・食・美・創・観に魅せられ
鳥・虫・石・艸・風と交わり 閑暇を纏う。

強烈な文具好き。
LAMYとrotringの熱烈な信者であり、
montblancに憧れ、pelikanを愛し、
moleskineを人生のパートナーに迎え、
RHODIAを愛人にして、
Rollbahnと浮き名を流す。

burlingtonにトラベラーズノートと
ファーバーカステルを詰め、
PerkerとfILOFAXを広げた所が書斎。

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