「Liscio-1(リスシオ・ワン)」は、大和出版印刷株式会社が、
万年筆との相性をとことん追求して開発した紙です。
紙表面に無機顔料の填料(てんりょう)を施し、
微小な凹凸を埋めることでペン先の引っ掛かりのない「滑らかな書き味」を実現しています。
また、紙の内部にも填料を混ぜることでインクの吸収を良くし、
乾きを早くするとともに、インク滲み・裏写りを抑えることにも成功しました。
紙厚はノートや便箋などにも適した0.11mm。落ち着いた白色で、しっとりした質感をしています。
リスシオ・ワンは限定生産のため、大量に抄造できない貴重な紙でもあります。
「Liscio」とはイタリア語で「滑らか」という意味。「1」には「2」「3」と続けたいという想いが込められています。
神戸市にある、大和出版印刷株式会社のブランドだ。
以前、紹介している。
GRAPHILO 万年筆ぬらぬら派
(オリジナル紙製品ブランド、“神戸派計画”の中の新商品)
http://bunguinari.blog87.fc2.com/blog-entry-1064.html万年筆との相性を追求したとあるが、
裏抜けは少しあるみたいだ。特にパイロットインキとの相性は悪いみたい。
それでも、高性能なのは言うまでもない。
高性能が故、重箱の隅をつつかれる。

A5サイズで、75円/枚。A4サイズでは10円/枚。と、なかなかの価格。
ちなみに、コピー用紙は0.7円/枚。
限定生産の苦しいところ。

紙とインク。なかなか・・・・・難しいよね。
インクによっても違いがあるし・・・・・
この紙と相性の良いインクを探すのも、楽しみの一つ。

ジョッターサイズはライフとの比較。
同じ100枚だが、Liscio-1は驚くほど薄い。
たいしたものだ。



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- 2016/05/09(月) 00:00:00|
- 手帳(その他)
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