安価で、質の良いインク。
「パイロットインキ」インクではなくインキだ。
この響きがノスタルジーで良い。
かつては開高健氏がブルーブラックを愛用したとか。
ちょうど文具店に行った時発見。
ブラックとブルーを保護した。
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このインキ。
どこの文具店に行っても目にするし、
この商品の代名詞と言うべき、台形の瓶。
漫画等で作家のデスクにはこの形状のインク瓶が
描かれているのではないだろうか?
パイロット社のセールス氏の努力の賜なのだろう。
恐れ入ります。
パイロットインキのブルーは、少々匂いがきついと
言うことを聞いたことがある。
フェノール(石炭酸)が影響しているのかも知れない。
簡単に言うと防腐剤だ。
匂い系は正直得意ではない。
(納豆、セロリは食べられないし・・・・・)
帰宅して、ブルーのふたを取って鼻を近づける。
子供の頃かいだ懐かしい匂い。
水彩絵の具のきつい感じ。官能的で鼻腔から海馬まで駆け上がる。
年を取ってシナプスの半減期が短くなっていても、
瞬時に思い出す匂い。
病みつきになりそうだ。
この匂い・・・・好き。
しかし万年筆は確実に臭くなりそう。
現在使用しているモンブランの、ブラックとブルーがなくなったら
これに順次変えてみるのも良さそうだ。
少々色が薄いという評判もあるが・・・・・。
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今回はお試しと言うことで、小さな瓶を買ったが、
気に入ればプランジャー仕様の大きい瓶を買いたい。
これなら大きなニブの万年筆にも使いやすいだろう。
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補充には「ポン酢」もある。
インクを消耗品と割り切れば、このシリーズは
非常に安価でヘビーユーザーには心強い味方になる。
350mで1600円程度。
350ml・・・・・コーラか?
でも、瓶の形や色揃えが古いんだろうなぁ。
(私はこのスタイル好きだけど)
同社の「色彩雫シリーズ」の方が人気あるものね。
でも、どこの文具店に行っても見かけるのはこちら。
やっぱり売れているのかなぁ。
ちょっと不思議なインク。


プランジャー仕様


ポン酢


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- 2015/05/11(月) 00:00:00|
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