銀狐の文具稲荷

-文房具を覆う表現を剥がし愛情を込めて丁寧に貼り付けた簡素な艸菴- (Since 2007-01-04)

余録103 万年筆の日

1809年の9月23日。
この日、イギリスのフレデリック・バーソロミュー・フォルシュが
金属製の軸内にインクを貯蔵できる筆記具を考案し、特許をとった。

ことより、9月23日を「万年筆の日」としている。


2014年FIFAワールドカップブラジル大会。
日本は、残念ながら予選敗退となってしまった。

そんな中、TVで明石家さんまが共演者の「日本戦しか観ない」と発言したことに、
「にわかファンが多いから。日本困る」と発言した。

サッカーのみならず、ディープなファンや愛好家は存在して、
初心者を「フン!」と鼻で笑うようなところはある。


万年筆も例外ではなく、ペンクリといえば、一人2本と決まっていても、
見せびらかしたいのか、大量の万年筆を握りしめ、一人30分以上も粘る。

万年筆屋で、店員に絡んでおきながら、対応が悪い!とか・・・・・。


本人はどう思っているのか知らないが。



最近万年筆のブームもあり愛好家は増えてきた。
私は万年筆が好きで、ついつい買ってしまったり、
インクも新しいのや限定ものが出ると飛びついてしまう。


一握りの愛好家からすれば、私も知識も乏しいにわかファンだ。
そもそも愛好家同士 群れてどうこうするのも、うっとうしいタイプだし。
「にわかファンでありたい」とさえ思う。


ま、にわかファンが金を落として経済を回しているんだから。
それで、各メーカーがニューモデルを出せる。また買いたくなる。
オタクが文化を育てることもある。

どちらが良くて悪くてでは無いのかも知れない。




日本の学校教育に足りないのは万年筆だ


のような意見もあった。

言いたいことはよく分かるが・・・・・・・
別に外人に日本教育まで指摘までされるものでもないだろう。
じゃあ、イギリスで毛筆は教えているのか?

大きなお世話だ。



これは持論だが、


万年筆というのは、鉛筆、シャープペンそしてボールペンと
子供が大人になっていき、到達するもの。
この筆記具には特別なオーラがあって、大人の筆記具なのだ。
握りたい人が握る筆記具なのだ。



もちろん興味もなく、一生万年筆を握らない人も居るだろう。
だからといって、どうってことはない。




別に無くても生きて行くに困らない文具。
だけど、あると人生を豊かにしてくれる文具。


紙をペン先が滑る音と感触は、音楽と同じで国境が存在しない。
ペン先と紙の間に存在する官能的な哲学だ。














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  1. 2014/09/22(月) 00:00:00|
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銀狐

Author:銀狐
雲の近くで紙と筆。本と工藝。
旅・食・美・創・観に魅せられ
鳥・虫・石・艸・風と交わり 閑暇を纏う。

強烈な文具好き。
LAMYとrotringの熱烈な信者であり、
montblancに憧れ、pelikanを愛し、
moleskineを人生のパートナーに迎え、
RHODIAを愛人にして、
Rollbahnと浮き名を流す。

burlingtonにトラベラーズノートと
ファーバーカステルを詰め、
PerkerとfILOFAXを広げた所が書斎。

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