銀狐の文具稲荷

-文房具を覆う表現を剥がし愛情を込めて丁寧に貼り付けた簡素な艸菴- (Since 2007-01-04)

愛機更新:第6章

黄色が基調の部屋は、ブルー基調に変更され、
床は薄いグレーの大理石調。
天井も綺麗に張り替えられる。

そして新しい主がここに鎮座するであろう場所に
樹脂が貼られていた。

CTは、完全水平を取った台座の上に設置されるのが基本。
東芝は、型枠を組んで樹脂を流し込み乾燥させる。
樹脂の厚みは約1cmほど。

水のような樹脂は、表面を水平状態に保ったまま少しずつ乾燥して
やがて石のように硬くなる。
その上に主が座り数本のアンカーボルトで固定されるという仕組みだ。


20年前の阪神・淡路大震災時、そのアンカーボルト2本が折れてしまった。
残りのボルトのお陰で転倒は免れたことがあった。


GW中盤の5月3日。新しい主を迎える。

天気予報では午後から雨という曇天のコンディション。
(さすが雨男の俺)
早めに搬入してしまおうと作業にも気合いが入っていた。


入り口からCT室までの経路はあっという間に養生されて、
終わった頃新型。それもデビューしたばかりの最新鋭が
エアサスを搭載したトラックに乗せられ滑り込んでくる。


newL1030907.jpg newL1030913.jpg newL1030914.jpg


新しい主は、丸いガントリーの優しいスタイル。
淡いブルーが涼しげだ。
(この色に合わせて壁紙を変更したのだ)


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搬出の際はどんどんトラックに小物を乗せていけば済むのだが、
搬入はそう簡単なものではない。

とりあえず本体を設置してから、
東芝のメカニックが1~2名で組み立てていく。

そのため、あらゆるものを保管できる部屋が必要になる。
廊下に並べるにはパーツも多く、3日程度を要するため、
見舞いの家族さん達の通行の邪魔になるし、
怪我でもさせると大変なことになる。


向かいの第2外来を解放して一時保管させた。
休日中には組み立ても進み、空っぽになる。




GW終盤の5月6日。


newL1030927.jpg newL1030934.jpg


見事に組み上げられたCTは、全機よりややコンパクトになり、
狭い部屋でもそんなに圧迫感を与えない。


午後から、施設漏洩線量測定を実施。
その結果を持って事務方が厚生局に走って、
「使用許可」をもらってくる。

プリントアウトする富士フイルムとのマッチングをして
いよいよ、5月9日稼働させる。


この装置を使い切って定年になりそうだ。



「見せてもらおうか。最新鋭装置の実力とやらを!」






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  1. 2016/06/27(月) 00:00:00|
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愛機更新:第5章

今年2016年のGWは、休日も多く恵まれている。

その初日、4月29日に旧CTを搬出する。
前日の夜のうちに警備の方により駐車場の使用制限を
コーンでしてもらっておいた。

朝9時から作業は始まる。


数人の作業員によって手際よくCTは分解されていく。
長く世話になった愛機が納品時の姿に戻っていった。



newL1030873.jpg newL1030881.jpg


元々が古い病院の本館部分。
創立当初脳波室として使われていた部屋を強引の改造して、
CTをねじ込んでいたので、装置は斜めに設置。

もちろん、そういう部屋なので装置の搬出搬入は困難なものだ。


newL1030888.jpg


作業の方に伺うと、「これくらいは楽なものですよ」
気を使ってくれているのだろう。


半日もしないうちに、病院施設から搬出。
タイミングを計ったかのようにユニックが横付けになる。



newL1030896.jpg newL1030900.jpg


そしてトラックに搭載された。
丁寧に緩衝材で保護され、シートがかけられて
離院していった。

実はこのCT、廃棄処分にはならない。
一度メーカーに点検整備に出されて、第2の人生を歩むのだ。
(恐らく海外になるだろうけど)

2年前の一般装置・透視装置の場合は、
廃棄処分となったため、寂しかったが、
CTに関しては「がんばれよ!」と送り出せた。

丁寧に使ってきたつもりだ。
まだまだ現役でいけると思う。



養生のシートが外されて、室内が清掃されて、
本日の作業は終了した。

明日から主の居ない部屋のリフォームが始まる。






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  1. 2016/06/13(月) 00:00:00|
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愛機更新:第4章

2014年に一般撮影装置・透視装置を更新。
(愛機更新:第1章から第3章で紹介)


今回はX線CTだ。
平成16年に設置したので今年で12年使った。
他施設でのCT更新期間は約6年だから、
倍の期間使ったことになる。


導入当時は市内で初めてのマルチスライスCT!
なんて喜んでいたが、周囲も更新して、
4列のCTを使うのはうちだけになってしまった。

今回不具合も多く発生してきて、更新となった。


候補に挙がったのは日立製作所の64列CT。
東芝メディカルの今年デビューした最新鋭16列CT。

もちろん64列と16列では性能は大きく異なるが、
日立の64列は、心臓が止まってみられない。
悪い言い方をすると、なんちゃって64列。

東芝の16列は上位機種の320列クラスに
搭載されている画像処理能力をフィードバックさせており、
処理能力の高さに自信をのぞかせる。

価格はもちろん16列の方が安価だ。


機種選定時には、東芝の売却問題もあって、
不透明なところもあったが、
今まで東芝の装置を使ってきたと言うこともあり、
引き続き東芝にお世話になることとなった。




top_aquillionone.jpg



契約は3月。
納品はGWと決まった。





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【監修者】

市民団体「日本手帖の会」
2010年1月に発足。ユーザー主体の手帖・文房具・
スマホ(デジタルガジェット類含む)の愛好家によって運営される市民団体であり、
ユーザー同士の情報交換・社交の場を提供し、
手帖オフ会や様々な手帖にまつわるイベントを企画・実行することによって、
世界に誇る日本独自の「手帖文化」の発展に寄与し貢献する事を目的とする団体。
2012年1月に、横浜市民活動センターならびに、なか区民活動センターに団体登録。
以後、なか区民活動センターにて市民講座を開催。
代表的なイベントとして、手帳総選挙、手帖オフ会、手帖コンシェルジュ、
手帳メーカー訪問、手帖供養(祈祷)がある。
URL:http://nippon-techo.com




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プロフィール

銀狐

Author:銀狐
雲の近くで紙と筆。本と工藝。
旅・食・美・創・観に魅せられ
鳥・虫・石・艸・風と交わり 閑暇を纏う。

強烈な文具好き。
LAMYとrotringの熱烈な信者であり、
montblancに憧れ、pelikanを愛し、
moleskineを人生のパートナーに迎え、
RHODIAを愛人にして、
Rollbahnと浮き名を流す。

burlingtonにトラベラーズノートと
ファーバーカステルを詰め、
PerkerとfILOFAXを広げた所が書斎。

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